一枚の銅板を「へら絞り」という昔ながらの技法で立体成形し、鎚(つち)で打つことで
形を仕上げる燕三条の鎚器銅鍋。銅の特性である素早く均等に熱を伝える優れた熱伝導性は、
鎚目で表面積を広げることで更に高まるので、銅鍋は山菜や青野菜を色鮮やかに湯がいたり、
煮込み料理、またジャム作りなどで活躍してくれる実用性の高い道具です。
designed by;エフスタイル(新潟県)
made;イソダ器物(新潟県)
size(cm・約);
五寸=18,700円 / W.15(深さ=12)※店頭展示サンプルなし
六寸=20,900円 / W.18(深さ=14)※店頭展示サンプルあり
material;銅(純銅), 内側=錫メッキ仕上, 持ち手=籐巻き
description;
IH調理器ではご使用いただけません
■ 銅のふた(別売り)
五寸=3,300円 , 六寸=3,520円/ 素材=銅, 持ち手=雑木
※蓋は同じサイズの
行平鍋 と併用可能です
note;
■ 受注製作 / 納期=6-12ヶ月
※コロナ禍以降の物流の遅れなどの影響で、材料手配に時間を要しております。
この点お踏まえいただき、ご検討くださいますようお願いいたします。 2023.11.10 現在
■ 錫引き(内側)の特徴
・青錆(緑青)の発生を防ぐので、調理したものをそのまま保存することも可能です。
・錫は柔らかく融点が低い金属なので、強火で炒めたり空焚きすると融解してしまいます。
炒めてから煮るような調理をする際は、火加減に十分にお気をつけください。
※空焚きなどで錫が剥がれ素地=銅が露出した場合、錫の塗り直し、こびりついた汚れも
洗浄及び研磨で落とします
■ お手入れ
普段は使用後できるだけ早くやわらかいスポンジと中性洗剤で、外側の汚れが目立つ場合は
やわらかいスポンジやたわし(アルミや亀の子たわしは表面を傷つけるので使用不可)と
市販の研磨剤で磨いてください。
■ その他の特徴
ハンドメイドで制作されているため、成形・鎚目などに個体差があります。
また、銅本来の素材感を損なわぬよう外側にクリアラッカー塗装は施していないため、
使用していくうちに食品の成分(酢や塩分)や傷、残った水気や指が触れた跡(脂)によって、
古い十円玉のような土色に変化していきます。